箱展プロジェクト

【3月お店企画】百人一首展

古き歌人の想い馳せ、紡がれ続ける千年歌。

●開催時期

2017年02月26日(日)~03月11日(土)
平日12時~19時・土日祝11時~20時/水曜定休日
※初日13時開始、最終日18時終了
箱の中のお店

●展示概要

1つ心に偽りなく、1つ優美で、1つ彩り鮮やかに。
かつて百人が生みだした、百の集ったやまとうた。
「小倉百人一首」(1~25番)がテーマの企画展です。
☆Twitterではハッシュタグ「#箱展」「#百人一首展」で盛り上げよう!☆

●小倉百人一首一覧

今回の参加和歌を記載しております。
一覧に記載した現代語訳は一つの解釈に過ぎませんので、他の訳やさらに詳しい説明などは文献や解説サイトなどからご参照ください。
(一覧の現代語訳参考サイト:百人一首の風景百人一首 現代語訳・意味・読み上げ

【2】
春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 / 持統天皇
(春が過ぎて、いつの間にか夏が来ていたらしい。香具山に白い着物が干されているから。)

【3】
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む / 柿本人麻呂
(山鳥の、長く垂れ下がった尾のように長い長い夜、あの人と離れて一人寝ることの寂しさ。)

【6】
鵲の 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける / 中納言家持
(カササギが渡したといわれる天の川の橋、その上に下りた霜の白さに、すっかり夜が更けたことを感じる。)

【7】
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも / 阿倍仲麻呂
(大空を見渡すと美しい月が出ていて、故郷である春日の三笠の山に出ていた月と同じなのだと懐かしんだ。)

【8】
わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり / 喜撰法師
(東南にある庵で心静かに暮らしているのに、世間の人々は、私が世の中が面倒になってこの宇治の山に隠れ住んでいると思っているようだ。)

【9】
花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに / 小野小町
(思いふけて長雨を眺めていたら、花の色はすっかり色あせてしまい、私の美貌も花のようにこんなにも衰えてしまった。)

【12】
天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ / 僧正遍昭
(空の風よ、雲の中に通じる道を吹き閉ざしてくれ。天へ帰るという乙女たちの姿を、もう少し引き留めておきたいから。)

【15】
君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ / 光孝天皇
(あなたにさしあげる若菜を春の野原で摘んでいると、春なのに雪が降ってきて、私の着物の袖に降りかかってくる。)

【16】
立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む / 中納言行平
(私たちは離れ離れになりますが、因幡の山の峰に生える松のように私の帰りを待つと聞いたら、すぐにでも都に帰るでしょう。)

【17】
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは / 在原業平朝臣
(神代の時代でさえこんなことは聞いたことがない。川一面に散った紅葉が、流れる水を紅色に染め上げるなどということは。)

【20】わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても 逢はむとぞ思ふ / 元良親王
(こんなにあなたを思っていると、もう身を捨てたのと同じことだ。いっそ難波にある「みおつくし」のように、身を捨てでもお会いしたい。)

【21】
今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな / 素性法師
(「今すぐに参ります」というあなたの言葉を信じ、9月の長い夜を待っていたが、とうとう有明の月が出てきてしまった。)

【23】
月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど / 大江千里
(秋の月を眺めていると、もの悲しい気分になってくる。私一人だけに来る秋ではないのだが。)

【24】
このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに / 菅家
(今回の旅は急なことで、捧げるぬさを用意できませんでしたが、手向山の美しい紅葉を捧げますので、どうぞお心のままにお受け取りください。)

【25】
名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな / 三条右大臣
(「逢坂山のさねかずら」という名のとおり、逢って一夜を過ごせるというのなら、その「さねかずら」を手繰り寄せるように人に知られずあなたのもとへ行きたい。)

●スペシャルコラボ

名古屋市内の洋菓子店「パティスリーアングレーズ」様のコラボスイーツが会場でお買い求めできる予定です!
是非ご期待ください!
HP:http://t.co/rb3eMctroR
Twitter:@p_anglaise

●会場内の写真撮影やその他注意

本会の展示会では、広報的な観点と管理的な面から、基本的に店内での写真撮影と、SNSへの投稿を許可しています。
ですので、ご応募頂く際には、写真撮影に関しては基本的に許諾していただきたいと考えております。
ただし、以下の点に関しては撮影と公開を許可しません。

許諾しない撮影と公開
・作品の接写全般(作家に許可を得たものに関しては許可します。)
・フラッシュを用いた会場内の撮影
・接写した写真などの無許可でのサイトなどへの掲載
・運営スタッフなどに無許可での会場内の動画撮影

これらを含んだ「写真撮影可」となります。ご協力お願いします!

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参加者一覧

作家は随時更新いたします。

■イラスト・絵画

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長月藤丸myk
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紫綾ぱんだのちはやたなかひとみ
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むと雪糸はちや
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■主催メンバー

daigon
yuyami
Daigon夕闇百守
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